ゴキブリってそもそもどこにいるの?外ならどこ?家の中なら?

毎年暑くなると、私たちはよく目にするゴキブリ。彼らはどこにいるのでしょうか?外をうろついているのを見かけますが、家の中に侵入するとどこにいたのでしょうか?また、どこから家の中に入ってくるのでしょうか?ゴキブリ対策方法は何がありますか?業者に依頼した場合、どのような効果が期待できますか?この記事では、そういった疑問について解決していきます。

外で見かけるゴキブリは元々どこにいたのか?

外でうろつくゴキブリ、そして家の中に侵入してくるゴキブリ。どこから来たのでしょうか?

朽ち木

朽ち木は、湿気が多く、温度が安定しているため、多くの昆虫が生息する場所の1つです。その中には、ゴキブリも含まれます。また、朽ち木はゴキブリのエサとなる昆虫が多く生息するため、ゴキブリにとっては理想的な生息場所と言えます。しかし、朽ち木には他の生き物も住んでいるため、ゴキブリがそこで生息するためには、競争する必要があります。ゆえに、ゴキブリは、朽ち木以外の場所に生息することもあります。

下水道

ゴキブリが生息する場所は、様々な場所が挙げられます。しかし、その中でも特に好まれる場所として、下水道があります。下水道は、水が流れるため湿度が高く、食べ物も豊富で、ゴキブリにとっては重要な生息場所となっています。また、下水道には、排水口からの食べ物や、沈殿物からの栄養を得ることができるため、ゴキブリは非常に繁殖しやすい環境が整っています。さらに、下水道は、人間が作ったものであるため、人間が住む場所に近く、人間にとっては不快な存在であるゴキブリが、人間の住む場所に侵入してくる原因となっています。

その他、高温多湿な場所

ゴキブリは、高温多湿な場所に生息することが多いとされています。例えば、マンションなどにある屋内ごみ置き場などもその一つです。これは、食べ物や水が豊富にある場所であり、また、温度が高く湿度が高いため、ゴキブリにとっては理想的な生息場所となっています。

結論

ゴキブリは、朽ち木や下水道、高温多湿な場所など、様々な場所に生息しています。ゴキブリは繁殖力が非常に高く、生息場所が整っていると、あっという間に数が増えてしまいます。また、人間が作った下水道など、人間が作った環境にも生息するため、人間にとっては不快な存在となります。ゴキブリの生態を知ることで、ゴキブリ対策を行うことができます。

家の中ではゴキブリはどこに潜むのか?

外から侵入して部屋に入ってくるゴキブリは、どこに潜むのでしょうか。ゴキブリは、暗くて湿度が高く、食べ物の残りカスが多い場所を好む傾向があります。家の中には、そのような環境が存在する場所があります。

キッチン

ゴキブリが最も好む場所の一つであるキッチンには、食器や調理器具、シンク周り、ゴミ箱の中に食べ物の残りカスや油分が残っていると、ゴキブリにとっては格好の餌場となります[1]。また、冷蔵庫や電子レンジの下などの薄暗い場所にも潜んでいます。

洗面所

洗面所には、排水溝から上がってきたり、水が残っている場所があるため、ゴキブリにとっては住みやすい場所の一つです。特に、シャワーカーテンや浴槽の排水口、洗面台の排水口などが好まれる傾向があります。

リビング

リビングにも、ゴキブリが潜むことがあります。特に、ソファーやカーテン、本棚、引き出しの中、電気製品裏側などに潜んでいます。これらの場所は暗くて湿度が高く、食べ物のカスが落ちやすいため、ゴキブリにとっては住みやすい環境となっています。

押入れ

押入れにも、ゴキブリが潜むことがあります。衣類の中にいたり、衣服の裏側に付いた汚れを食べたりすることがあります。また、雑誌や布団の中、段ボール箱などにも潜んでいます。

天井裏

天井裏は暗くて湿度が高く、空気の流れが悪い場所となっています。そのため、ゴキブリにとっては住みやすい環境となっており、潜んでいることがあります。

どこから侵入してくるの?

ゴキブリが家の中に侵入する経路として考えられるのは、以下のようなものがあります。

エアコン

エアコンの室外機や室内機には、ゴキブリが住み着くことがあります。室外機の周辺には、ゴキブリが好む暗くて湿気の多い場所があるため、そこから室内に侵入することがあります。また、室内機には排水管が繋がっており、そこからも侵入することがあります。

排水管

排水管は、ゴキブリにとっては非常に魅力的な場所です。湿気があり、食べ物のかすや油汚れがたまりやすいため、ゴキブリにとっては住みやすい環境となっています。排水管から家の中に侵入することも多く、特にキッチンや洗面所の排水口から侵入することが多いようです。

窓からの侵入は、風通しのよい家ではよく起こる侵入経路です。窓を開けていると、夜間に外から飛んできたゴキブリが室内に入ってくることがあります。また、網戸に穴があいていたり、隙間があったりすると、そこからも侵入することがあります。

玄関

玄関からの侵入は、ゴキブリが外から家の中に入ってくる最も一般的なルートです。ドアの下やすき間から侵入することがあります。また、外に置いてある靴や荷物にゴキブリが付着して家の中に入ってくることもあります。

床下

床下は、ゴキブリにとっては湿気があって暗い場所となっており、住みやすい環境となっています。床下から家の中に侵入することもあり、特に床下でゴキブリが卵を産むと、ゴマ粒のような産まれたてのゴキブリが様々な隙間から室内に侵入してくる場合があります。

天井裏

前述したように天井裏は夏場は暖かく湿気も多いため、そこにゴキブリが潜むことも多々あります。そこからは隙間などがある場合は室内に侵入してくることがあります。

室内にゴキブリを侵入させないための自分でできる対策

自分でできる侵入させない対策をご紹介いたします。

侵入経路の封鎖

ゴキブリは、家の中に入る際に窓やドア、換気口、排水溝などから入ってきます。そこで、侵入経路を塞ぐことが大切です。窓やドアの隙間はシールテープで、排水口は蓋やネットを付けて封鎖することができます。また、ゴキブリが侵入しやすい床下や天井裏の通気孔には、ワイヤーネットを設置して侵入を防止することもできます。

家の外に毒餌を設置

ゴキブリは、食べ物を探しに外に出ることがあります。その際、家の外に毒餌を設置することで、ゴキブリを駆除することができます。ただし、ペットや小さな子どもがいる場合は、誤飲などに注意が必要です。

家の外にゴキブリが潜みそうな物を置かない

ゴキブリは、外にあるごみや草木の下に潜むことがあります。そのため、家の周りにある不用品や草木を片付け、ゴミはこまめに捨てるようにしましょう。また、ゴキブリが潜む可能性のあるダンボール箱や古新聞などを置かないようにすることも効果的です。

以上のような対策を行うことで、ゴキブリの侵入を防止することができます。しかし、自分で侵入経路を完全に封鎖することは難しいため、より完璧に侵入を防止したい場合はプロの業者に依頼することもご検討されるのがよろしいかと思います。

業者に依頼したら何をしてくれる?

ゴキブリ駆除の業者に依頼すると、まず現状の調査を行ってくれます。侵入経路や、ゴキブリが過去に繁殖した形跡などを確認し、その上で対策を講じてくれます。建物や周辺環境はそれぞれ異なるため、思いもよらない侵入経路がある可能性もあります。心配な方は、プロに依頼してみることをお勧めします。ただし、信頼できる実績のある業者に依頼しないと、効果が全くない場合があるのでご注意ください。