自分でできる雨漏りの応急処置の…
雨漏り修理の応急処置を簡単に自分で行う方法

雨で対策をしていないと、雨漏りのトラブルが発生してしまうことは多々あります。
そんなときには自分でできる雨漏り修理の応急処置があります。
そこで自分で行う雨漏り修理の応急処置は、どんな材料を使い応急処置をすれば良いのか紹介します。
防水テープを使った雨漏り修理の応急処置
防水テープは自分で行う雨漏り修理の応急処置に適しています。
防水テープは、屋根や外壁のひび割れ、穴などを塞ぐことができるため、破損や劣化した場所を応急に補修することが可能です。
またハサミやカッターなどでカットできるため、修理場所に合わせたサイズで使用できるのもポイントです。
そして雨漏り修理で使う防水テープを選ぶときにはポイントがあるのが特徴です。
それは水にはじきやすく、粘着性や耐熱性が高い剥がしやすいものを選ぶのが良いと言われています。
また、防水テープを使った雨漏り修理の応急処置には手順があります。
まず手順としては、雨漏り場所を特定することから始めます。
特定の仕方は、目視で確認する方法があります。
目視の場合は、室内の天井に黒ずみがないかや、壁紙にシミやシワがないかなどを細かく見ていきます。
また換気扇やサッシ周りも確認します。
そして室内に異常がある場合、その部分の真上の室外を見ます。
さらに室外を見たら、屋根や壁に穴がないかどうか確認します。
また目視は雨漏りの場所を特定する上でも、大切なポイントになると言われています。
そして雨漏り箇所が特定できたら次に、汚れを落として乾燥させます。
防水テープを貼りたい場所が濡れていたり、汚れている場合はしっかりと密着しないからです。
貼る面の汚れやほこりをしっかりと取り、水拭きをします。
貼る面の汚れが酷い場合には、薄めた中性洗剤で洗ってしっかり汚れを落とします。
次に防水テープを貼っていきます。
防水テープの貼りかたのポイントは、シワを作らず空気を入れないことです。
防水テープを押さえながら貼ると、上手く貼れると言われています。
また貼ったところをローラーで押さえると密着性が上がります。
吸水シートを使った雨漏り修理の応急処置
吸水シートは自分で行う雨漏り修理の応急処置に適していると言われ、見た目は普通の布ですが驚くほど大量の水を吸水してくれます。
そんな雨漏り修理の応急処置に適した吸水シートですが、おすすめの使い方があります。
それは天井からの雨漏りのときです。
屋根から雨漏りして天井まで雨水が浸入し、天井から水が落ちてくるときに吸水シートはおすすめです。
天井からの雨漏りの場合、雨水をバケツで受け止めることも多いですが、バケツに吸水シートを入れておくと雨水の飛び散りが発生しないと言われています。
またブルーシートを敷いてその上にバケツを置き、バケツの中に吸水シートを入れると完全な応急処置ができると言われています。
また吸水シートは、サッシの雨漏りにもおすすめ出来ます。
使うときにはカーテンをどけ、そこへ吸水シートを置きます。
カーテンも早め取り外したりまとめることで、黒カビが発生することを防げます。
また、タオルや雑巾のように絞ることをしなくて済むので便利だと言われ、窓枠やサッシの隙間からの強風雨の吹込には吸水シートはとても役立つと言われています。
そして吸水シートは、屋根裏からの雨漏りにも使うのがおすすめです。
吸水シートを使うときには、屋根裏に吸水シートを敷き詰めるようにします。
屋根裏に敷き詰めるやり方は、吸水量が多くなると天井材が湿ってしまいます。
そのためブルーシートや新聞紙などを敷いて、その上に吸水シートを敷くと天井材を保護することが出来ます。
また、雨漏り対策で吸水シートを使う場合、重さには注意が必要です。
吸水シートは5リットルから20リットルのものがありますが、10リットルから20リットルのタイプは吸水するとかなりの重さとなります。
つまり屋根裏で使うと重さで天井が抜ける可能性もあるため、屋根裏で使うときには5リットルタイプのものが良いと言われています。
また天井や壁などに貼り付けて使っていた場合には、天井材やクロスが剥がれ落ちる可能性や、吸水シートそのものが落下することもあるため、貼り付つけて使うのは避けたほうが良いと言われています。
そして吸水シートは、ホームセンターやネットショップ、100円ショップでも購入できるのが特徴ですが、急な雨漏りで吸水シートがない場合には、赤ちゃんのオムツやペット用の吸水シートなどでも代用することが出来ます。
コーキング剤を使った雨漏り修理の応急処置
コーキング剤は、自分で行う雨漏り修理の応急処置に適し適していると言われています。
コーキング剤は雨漏りの応急処置では、最も使われる材料で、雨漏りしている場所の隙間を埋めるために使います。
また、コーキング剤の特徴としてはカートリッジに入っているのが特徴です。
雨漏り修理の応急処置に適したコーキング剤を使うときには必要になる道具があります。
それはコーキングガンです。コーキングガンは、コーキング剤をカートリッジから押し出すための専用のガンです。ホームセンターやネットショップで購入できるのが特徴です。
またプライマーも必要です。プライマーは応急処置のときにはとても重要で、コーキングさせますを塗る部分に下塗りとして使います。
そしてプライマーを選ぶときには、コーキング剤に適したものがあるので選んで使います。
このプライマーを塗らないとコーキング剤を塗っても雨漏りが止まらないこともあります。
そしてプライマーを塗るためのハケも必要となります。
ハケはプライマーに付属として付いている場合もあります。
さらに綺麗なコーキングの仕上がりにするためには、マスキングテープも必要です。
マスキングテープはコーキング剤を塗らない部分のギリギリでテープを貼るのがポイントです。
またコーキング剤を塗ったあとに、表面をならすためにはヘラも必要になります。
ヘラは小さいものより幅広いもののほうが綺麗な仕上がりになると言われています。
そしてコーキング剤を使っていると手についてべとべとになり汚れてしまうので、手袋も必要です。
手袋は薄手のもののほうが作業がやりやすいと言われています。
また雨漏り修理の応急処置に使えるコーキング剤ですが、さまざまな種類があり使う場所も異なります。
コーキング剤のシリコンのものは、値段が安く密着性が高いです。
そしてガラス面、アルミとガラスの隙間、タイル目地、水回りで使うことが出来ます。
塗装する場所には塗料をはじいてしまうため、使えないのが特徴です。
また変成シリコンもあります。
変成シリコンは塗装する場所で使え、一般的な屋根や壁に使用されます。
モルタル、コンクリート、サッシ回り、サイティング目地、金属に使うことができるのが特徴です。
またコーキング剤のウレタンは、密着力と弾性力が高い材料で紫外線に弱く、後から塗装する部分に使用します。
ALC、ボード、コンクリートの目地、サッシ回りで使うことが出来ます。
また、コーキング剤を使い雨漏り修理の応急処置をするには手順があります。
手順としてはまず、古いコーキング剤を撤去します、カッターなどで古いコーキング剤を削り取るようにします。
コーキング剤を削る道具も販売されているので、それで削るのも問題ないです。
また、コーキング剤と材料をしっかりと密着させることが雨漏止めることに繋がると言われています。
そして古いコーキング剤の撤去と、プライマー塗布が応急処置のポイントになるとも言われています
次に補修箇所の周りをマスキングテープで養生し、保護します。コーキング剤がはみ出ると、外壁材やサッシを汚してしまいます。
材料を保護するためには、マスキングテープを綺麗に貼ります。
またこのときマスキングテープを長く貼ると剥がすときに失敗するので、2メートルおきに切っておくとマスキングテープを剥がすときに汚すリスクが減ります。
そして下地となるプライマーを塗布していきます。さらに乾いたらコーキング剤を、コーキングガンを使い流し込みます。
仕上げとして、ヘラを使って均一にならしていきます。
そしてコーキング剤が乾く前にマスキングテープを剥がして完了です。
マスキングテープは棒などで巻き取ると上手く取ることが出来ます。
補修スプレーを使った雨漏り修理の応急処置
補修スプレーはいわゆる防水スプレーで、自分で行う雨漏り修理の応急処置に適しています。
補修スプレーは雨漏り修理の応急処置には手軽で、女性や子供でも使える便利なアイテムとして知られています。
そんな補修スプレーはホームセンターやネットショップで購入することができ、さまざまな種類がありますが選ぶときには雨漏り用や住宅用、多用途と書かれているものを選びます。
また雨漏り修理に適している補修スプレーには、使い方があります。
まず使い方として、補修場所のゴミやサビ、汚れなどをしっかりと拭き取ります。
そしてスプレーをよく振ったら、補修場所から20センチから30センチ程度離してスプレーを吹きかけいきます。
このときにはなるべく均一になるように吹きかけていき、2回から3回重ね塗りをするのがポイントです。
そして乾燥するまで丸1日程度待ちます。
防水塗料を使った雨漏り修理の応急処置
防水塗料は自分で行う雨漏り修理の応急処置に適していると言われ、コンクリート製の傾斜のない平面状の屋根の陸屋根や、ベランダ床に塗布して使います。
防水塗料は約1ミリ程度の穴や、ひび割れ程度であれば埋めることが可能で、耐用年数は5年から10年ほどと言われています。
そんな雨漏り修理の応急処置に適した防水塗料には、使い方があります。
防水塗料を使うときには、塗料する場所の剥がれかかった塗料や汚れをしっかり取り除いてから使います。
またひびや穴が大きい場合は、補修材でふさいでおきます。
そしてマスキングテープを使い、塗布する部分以外は汚れないようにし、塗料の密着性が高くなるようにシーラーを下地に塗ります。
下地を塗り終えたら防水塗料をハケやローラーなどを使い、最低でも2回は塗ったら完了です。
まとめ
自分で行える雨漏り修理の応急処置には、防水テープや吸水シート、コーキング剤や補修スプレー、防水塗料を使った応急処置があると分かりました。
また防水テープを貼るときシワを作らないで貼るのがポイントで、吸水シートは屋根裏に敷いても使えるので便利だと言えます。
そしてコーキング剤にはさまざま種類があり、補修スプレーは手軽に使えるアイテムで、防水塗料はひび割れなら埋めることが便利だと分かりました。